パソコンを買おうと思ったけれど、どう選んでいいのかわからない!
ネットを使って調べてみるものの「CPU?」「ストレージ?」基本の用語がいまいちピンとこない…。
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
パソコンの知識は奥が深く、実は長年使用している人でも性能のすべてを理解できているとは言い難いんです。
この記事では、「初心者の方が自分に合ったパソコンを見つける方法」にフォーカスをあてて解説していきます。
以下の4ステップをおさえるだけで、パソコン選びのコツがつかめますよ!
- どう使いたいか書き出してみる
- 優先順位を決める
- 欲しい機能に見合ったスペックを知る
- どこで買うかを決める
ぜひ最後までお読みください。
初心者のパソコンの選び方 STEP1:一番大切なのは、用途をはっきりさせること

初心者がまずはじめにするべきことは、パソコンで「何がしたいか」「どう使うか」を具体的にイメージすることです。ここがぼんやりしていると、選ぶための軸がぶれてしまいます。
書類作成がしたいのか、ゲームがしたいのか、写真や動画の編集がしたいのか。
オススメは、紙に書きだしてみることです!
以下の項目を参考に、自分が求めるパソコンを考えてみてください。
- 何に使うか(ネット、書類作成、オンライン会議、ゲームなど)
- 使う場所(自宅か、外へ持ち運ぶか)
- 使うソフト(office、メール、画像編集など)
- 予算
- 取りつけたい外部機能(カメラ、印刷機、ヘッドフォンなど)
初心者のパソコンの選び方 STEP2:自分が重視する機能は何か、優先順位を決めよう

STEP1で書きだした要素に優先順位を振ってみましょう。
「絶対に必要」「できるだけ欲しい」「なくてもOK」・・・・・・というように、自分にとって重要なものが何かを決めておくと、のちのち楽になります。
「スキャナーも欲しいけれど、予算を考えて、今はオンライン会議に必要なWebカメラを優先する」など、パソコンの購入では希望にあわせて幅広い組み合わせができるからです。
選択肢が多いからこそ、大切な機能は何かをあらかじめ考えておきましょう。
初心者のパソコンの選び方 STEP3:欲しい機能に見合ったスペックを知ろう!主要な7項目を解説

パソコンのスペックという言葉、よく聞きますよね。
スペックとは性能のことです。スペックが高いほど処理能力が高く、低いほど処理能力が低いことを表しています。
しかし、高スペックなパソコンさえ買えばよいとはいえません。
高性能であるほど価格もあがるため、予算をオーバーしてしまう可能性があります。使わない機能のために高い料金を払うのは、もったいないですよね。
大切なのは、用途に見合ったスペックを知ることです!
主要なスペック項目について、7つにわけて紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
※パソコンの最新情報は日々変化します。以下は2026年8月現在の情報です。
1.デスクトップ型 vs ノート型 高性能か持ち運びか
デスクトップ型やノート型といった分類は、スペック項目というより「形状」にあたりますが、ここでは仕様の1つとしてご紹介していきます。
| デスクトップ型 | ノート型 | |
| 特徴 | 本体(箱型の部分)にモニターやキーボードなどを接続して使う | 本体やモニター、キーボードなどが一体化している |
| メリット | ・高スペック ・機能の追加がしやすい ・モニターやキーボードは好みの機器が選べる | ・軽くて持ち運べる ・省スペース ・デスクトップ型と比べて初期設定が楽 |
| デメリット | ・基本的に固定。持ち運べない ・設置にスペースを取る | ・あとから機能を追加しづらい ・デスクトップ型と比べて低スペック |
| 向いている人 | ・自宅でゆっくり使いたい人 ・高度な作業を行いたい人 | ・外出先でも使いたい人 ・手軽にパソコンを使いたい人 |
2.CPUはパソコンの脳みそ
CPUを一言で説明すると「パソコンの脳みそ」です。
パソコンの部品のひとつで、処理の実行をします。「CPUの性能が高い = 頭の回転が速い」ため、パソコン動作の速度に関わってきます。
パソコン向けCPUでは、Intel社の「Core」シリーズとAMD社の「Ryzen」シリーズが主流です。
CPUの性能を知るための項目は「グレード」「世代」「型番」など細かくありますが、初心者の方が新品で購入する際は「グレード」に注目しましょう。
グレードの数値が大きいほど性能は高くなり、できる作業が変わります。
| グレード | 特徴 |
| Core i9 / Ryzen 9 | トップレベルの性能。プロ向け |
| Core i7 / Ryzen 7 | 高性能。本格的な動画編集や重いゲームもできる |
| Core i5 / Ryzen 5 | 日常のビジネス作業向け。文書作成、ネット、画像編集、ゲームなどができる |
| Core i3 / Ryzen 3 | 仕事で使う最低限ライン。文書作成、ネットなどができる |
CPUのスペックが足りないと、動作が重くなったり、フリーズする原因になります。
行いたい作業に対して適切なCPUを選びましょう!
近年は「Core Ultra」シリーズという新CPUも登場しています。Core iシリーズの上位版であり、AI処理に対応した機能を持っています。こちらもまた、数字が大きいほど高い性能になります。
※中古で買う場合は、CPUの「世代」にも注意してください。世代が古いパソコンだと、グレードが高くても性能が低いことがあります。
3.メモリは作業机の役割
メモリとは、記憶装置のひとつです。
同じ記憶装置であるストレージと異なるのは、一時的に保存しておく場所だということ。
作業机をイメージするとわかりやすいです。勉強するとき、机がせまいと教科書やノートを置くスペースが足りず、作業がしづらいですよね。
これと同じで、メモリが大きいほど作業スペースに余裕があるため処理が速くなり、小さいほど作業スペースが足りず処理が遅くなります。
メモリの容量は「〇GB」という単位で表されます。
以下は、作業に必要なメモリ容量の目安です。
| 容量 | 用途 |
| 32GB以上 | ソフト開発、重いゲームなど |
| 32GB | 画像・動画編集やブラウザゲーム |
| 16GB | 一般的なビジネス作業、複数タブを開くなど |
| 8GB | ネットや動画視聴、メール、簡単な文書作成など |
作業量が増えたときのため、メモリの容量はある程度余裕をもって選ぶのがオススメです。
4.ストレージはデータをしまうための倉庫
ストレージもまた、メモリと同じく記憶装置のひとつです。
メモリと異なるのは、ストレージは長期的にデータを保存しておく場所だということ。倉庫だと考えてもらえるとわかりやすいです。
ストレージにはSSDとHDDの2種類があります。2つを併用することも可能なので、それぞれの特徴を確認し、自分に適した組み合わせで購入しましょう。
| SSD | HDD | |
| メリット | ・高速 ・消費電力が少ない ・衝撃に強い ・消音 | ・大容量 ・コストが低め |
| デメリット | ・コストが高め HDDより数千円高価(※変動あり) | ・低速 ・衝撃に弱い ・やや騒音 |
| 向いている人 | ・アプリやゲームなど即時にデータのやり取りがしたい人 ・ノートPCで持ち運ぶ人 | ・写真や動画など、即時のやり取りが必要ないデータを大量に保存したい人 |
またストレージ容量についても、用途に適したものを選びましょう。
| 容量 | 用途 |
| 1TB | 大量のデータを扱うゲームや動画編集をする人向け |
| 512GB | 余裕をもってビジネス作業をしたい人向け |
| 256GB | 一般的なビジネス向け。動画や画像、音楽などもある程度は保存可能 |
| 128GB | 基本的なPC操作をしたい人向け。画像や音楽などの保存は少しだけ |
5.周辺機器も忘れずチェック
デスクトップ型を購入する場合は、モニターやキーボード、マウスといった周辺機器をそろえる必要があります。
ノート型の場合はモニターやキーボードは一体化していますが、マウスはつきません。
セット販売ではじめから付いてくることもありますが、ショップによって異なるので事前に確認しておきましょう。
他にもプリンターやWebカメラ、スキャナーなど、パソコンにはさまざまな周辺機器が存在します。これらの購入時には、接続可能かどうか確認しておくことをオススメします。
端子(パソコン本体と周辺機器をつなぐための差し込み口)が合わない場合、切替器が別途必要なケースもあるためです。
接続方法には、主に以下のような種類があります。
| 接続方法 | 特徴 |
| USB接続 | USBポートにケーブルを差し込んでつなげる |
| Bluetooth | ワイヤレス機器をつなげる |
| Wi-Fi | 主にネットワークプリンターなどをつなげる |
| HDMI / DisplayPort接続 | 主に映像を映す機器(モニターなど)をケーブルでつなげる |
6.使いたいソフトがあれば対応チェックを
使いたいソフトが事前に決まっている場合は、そのソフトが使えるOSを選びましょう。
OSとは、WindowsやMacといった、パソコンを動かすための基本ソフトウェアのことです。
スマホでイメージするとわかりやすいかもしれません。
iPhoneとAndroidでは使用できるアプリが異なったり、共有が難しいデータがあったりしますよね。
パソコンの世界も同じで、OSによって使用できるソフトが違ったり、得意分野が違ったりします。
こだわりがなければWindowsが無難です。
| OS | 特徴 |
| Windows | 普及率が最も高い 利用できるソフトも多く、ビジネス用として安定感が高い |
| Mac | アップル社のOS デザインや動画編集など、クリエイティブな作業向き |
| Linux | 開発者向け。一般的なソフトの対応は少なめ |
7.GPUは最新型ゲームを楽しみたい上級者向け
GPUは、画像や映像に関する処理を行うための装置です。
ゲームや動画編集などグラフィックが重視される作業をするのでなければ、内蔵されているGPUで十分なため、あまり気にしなくても問題ありません。
初心者向け解説のため、ここではGPUの詳細な説明は省きますが、なめらかな映像が必要な作業を行いたい方は高性能なものを選ぶようにしましょう。
初心者のパソコンの選び方 STEP4:買う場所を選ぼう

あとは購入する場所を決めるだけです。
パソコンの購入ができる場所は、一般的に以下の種類があります。
- 家電量販店
- メーカー直販サイト
- ECサイト
求める条件にぴったりのパソコンを購入したいなら、メーカー直販サイトでカスタマイズ注文するのがオススメです。
しかし、パソコン知識に不安のある初心者の方であれば、店員に相談して購入できる家電量販店がよいでしょう。
ひとつずつ、具体的なメリットとデメリットを紹介しますので、参考にしてください。
初心者は家電量販店が安心
例:ヤマダ電機、ケーズデンキ、ヨドバシなど
家電量販店で購入するメリットとしては、店員に相談できること、実物を見て即日入手ができること、ポイントがつくことがあげられます。
デメリットとしては、ネットより価格がやや高いことがあげられます。
また、客側が求める商品と、店舗側が売りたい商品が異なるケースがあるため、最終的な判断は自分で行うことが大切です。
選択肢の多さならメーカー直販サイト
例:マウスコンピューター、パソコン工房、Dellなど
メーカー直販サイトで購入するメリットとしては、コスパがよいこと、保証が手厚いサイトが多いことがあげられます。
なによりの魅力は、BTO(受注生産)のサイトであれば、カスタマイズ注文ができることです。自分の好みに合わせたパソコンを購入することができます。
デメリットとしては、サイトでの購入となるため実物を確認できないことがあげられます。
サイズ情報などは、事前によく確認しておきましょう。
ECサイトでの購入はパソコン知識のある人向け
例:Amazon、楽天など
ECサイトで購入するメリットは、レビューを確認できること、ポイントがつくことなどです。
デメリットは実物の確認ができないことや、自分が求める商品を検索で見つけ出すのが難しいことがあげられます。また、販売元が信用できるか、保証がどのようになっているかのチェックも必要となるため、ある程度知識がなければECサイトでの購入は難しいです。
初心者は、なるべくECサイトでの購入は避けたほうが無難かと思われます。
まとめ ~初心者がパソコンを選ぶための4ステップ~

- パソコンをどう使いたいか、用途をはっきりさせる
- 重視する点はどれか、優先順位を決める
- 欲しい機能に合ったスペックを知る
- どこで買うかを決める
パソコンは安価な買い物ではないからこそ、はじめて購入する際は不安になりますよね。
パソコンの知識は複雑ではありますが、「やりたいこと」をはっきり決めていれば、購入するための条件を絞れます。
この記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
ぜひすてきなパソコンライフをお楽しみください!

